【歌詞】かか/Neon the time
かか 2ndソロアルバム「Neon the time」各配信サイトで配信中!
----------------------
作詞/曲:かか
もうすぐ9時 家族はいない
今夜はもう自由の身だな
緑のパーカー 黒いスキニー
動きやすく犠牲にできる
外に出たら周りは暗く
冬から夏に変わる時期で
気温は高く 冷たい風が
心地の良い世界だったんだ
ネオンのある繁華街へ歩いてると
少し先に女子が数人固まって歩いてるのが見えたんだよ
離れてても僕の瞳 すぐに君を見つけたんだ
君も僕に気づいたようで 僕のとこへ歩いてきた
「音音君おはよう。こんな夜なのに歩いてるんだね。」
僕は興奮する心をなだめながら話したんだ 嗚呼
「うん。明日の朝までフリーだからちょっと散歩。」
「そうか。なら私たちとちょっと散歩しない?」
「ああ、もちろんいいけどさ、逆に僕がいてもいいのかな?」
「いいよ。行こう。」
10時になったら
ネオンが一斉に
街を彩るからさ 嗚呼
時が来るまで
仲良くしようよ
君と僕とバケモノ
女子たちはキャッキャしていて
気づいていない周りには誰も
いないことに気づいていない
それに僕は見えてしまった
こちらを見る黒いバケモノ
君は僕に耳打ちをした
「二人で夜の海に行かない?」
僕らはこっそり抜け出したんだ
ビルの隙間抜けた先に 見えてきた夜の海は
これまで見た海の中で一番綺麗に見えたよ
君と二人テトラポットに登って海を見てた
でも気づくと周りはバケモノだらけになっていた
君も気づいて困惑している 「逃げよう。」手を取る
バケモノたちは追ってこず すぐに街に戻れたけれど
一緒にいた女子たちがどこにも見当たらない
僕らは街を走り回った せめて誰か人に会いたい
だけどいない でも遠くの方からバイクの音が聞こえた
バイクは近づき
僕らの隣で
止まった 降りてきたのは
白いTシャツに
灰色のジーパン
僕らと同い年の
いかつい人 「きみはだれなの?」
聞く間も無く僕を殴って
「子供が来る場所じゃねんだぞ!死にたいのか!」
脅迫だった
「夜の街がどんなに危険かわかっていないようだ。
俺みたいに乱暴な奴がたくさんいる場所だぜ。
お前らみたいなヨーバーはすぐに狙われちまうぜ。
とにかく早く家に帰れ。俺がついて行くからさ。」
君を見ると 長ズボン ピンクの上着を着ていて
ボーイッシュなのをピンクで隠しているように見えた
僕らは来た道を走って戻った でもなぜか
ずうっと同じ道に戻って来るんだ なぜか
「なあ、お前ら名前なんてゆんだったっけ?」
「音音です。」「かりんです。」
そう言った次の瞬間
世界がグニャリと歪んだ
「ああ、そうか。だったらバイバイだ。
もしお前らが未来で
サイラスってやつに会ったら、
俺だと思え。ああ、良いな?」
バケモノたちに囲まれてた
終わりが来た そう
10時になったんだ
ネオンが一斉に
街を彩っていた 嗚呼
ネオンを浴びたら
バケモノたちは
ドロドロ消えて言った 嗚呼
僕と君の二人を残して
世界は消えていったんだな
バケモノはいない
誰が壊すの?
僕と君のこの愛を
Neon the time
----------------------
0コメント